大変ご無沙汰しております。ねこです。
皆さん、お元気ですか。
先日、NYに遊びに行き、
The City University of New Yorkの大学院の
言語学のクラスを見学させてもらいました。
/f/ と /v/ の発音の違いは何か?(無声音と有声音)
/ɪ/ と /iː/ の発音の違いは何か?(筋肉の弛緩と緊張)
などについてのディスカッション、非常に面白かったです。
そして、最近思うこと。
子音の発音は、意識すれば比較的簡単に直せるけれど
母音はかなり繰り返して練習しないと、なかなか難しい。
ただ、英会話の練習という意味においては、
最初から発音にこだわりすぎると、
単語や文法の勉強に手が回らなくなるので、
"right" と "light" の違い、"see" と "she" の違いなど、
いくつかの重要な子音の練習をすれば、
それで十分という気がします。
しかし、ある程度、勉強を重ねてきて、
“やっぱりネイティヴに限りなく近い発音で話したい”
と思ったときに重要になってくるのが、母音の発音です。
前回のブログに書いた2つの単語を見ていきましょう。
色 color /ˈkʌl·ər/
襟 callor /ˈkɑl·ər/
「色」の方の /ʌ/ は、びっくりした時に言う「あっ!」の音に似ています。
かなり短くて硬い音です。
「襟」の方の/ɑ/ は、日本語の「ア」よりも、もう少し縦に大きく口を開けて
「ア」と言ったときの音です。少し「オ」が混ざったような音になります。
この2つ、何度も練習を重ねていると
だんだんできるようなってきますが、
それでも、とっさに発音すると、
どちらも同じ音、日本語の「カラー」になってしまいます。
う~む、母音の発音矯正の道のりは長そうです。
ねこは今、下記のサイトを利用して、発音を少しずつ直しています。
解説がすべて英語なので、上級者の皆さま、どうぞお試しください♪
http://www.englishpronunciationpod.com/newarchive.html
初級者、中級者さん向けには、
発音記号と音声が掲載されているサイトがあったので
ご紹介しておきますね。
http://www.linkage-club.co.jp/entry/hatsuonkigo.html
それにしても、発音に、単語に、文法に、イディオムに…
まだまだ学ぶことは山ほどあるわね。
楽しみ、楽しみ♪ (←ちょっと無理やり自分に言い聞かせてたりして)(^^ゞ
<Scenes from New York>
2012年2月29日水曜日
2012年2月2日木曜日
「ハイカラ」の語源
こんばんは、ねこです。
2月になりましたね。
寒い日が続いていますが、皆さま、いかがお過ごしですか。
さて、今日、テレビを見ていたら、
面白いことを知りました。
「ハイカラ」という言葉の語源です。
おばあちゃん世代がよく使っていた言葉で、
『ハイカラさんが通る』という漫画のおかげで
そのもっと下の世代も、意味は知っていますが
現代の会話では、ほとんど使わないという感じですよね。
その語源はというと、なんと、"high collar(高い襟)"なのだとか。
つまり、明治時代に、西洋帰りの人や西洋の文化や服装を好む人が
ハイカラーのワイシャツを着ていたことから、
西洋風なことや、目新しく洒落ていることを
「ハイカラ」と言うようになったわけです。
ちなみに、この "collar(襟)" と "color(色)"
実は発音が違います。
その違いについては、また今度!
2月になりましたね。
寒い日が続いていますが、皆さま、いかがお過ごしですか。
さて、今日、テレビを見ていたら、
面白いことを知りました。
「ハイカラ」という言葉の語源です。
おばあちゃん世代がよく使っていた言葉で、
『ハイカラさんが通る』という漫画のおかげで
そのもっと下の世代も、意味は知っていますが
現代の会話では、ほとんど使わないという感じですよね。
その語源はというと、なんと、"high collar(高い襟)"なのだとか。
つまり、明治時代に、西洋帰りの人や西洋の文化や服装を好む人が
ハイカラーのワイシャツを着ていたことから、
西洋風なことや、目新しく洒落ていることを
「ハイカラ」と言うようになったわけです。
ちなみに、この "collar(襟)" と "color(色)"
実は発音が違います。
その違いについては、また今度!
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