2012年7月9日月曜日

英検の話

皆さま、こんにちは。ねこです。
「従属接続詞【じゅうぞくせつぞくし】」って言いにくいですね。
ちょっと言ってみてください。

「従属接続詞」

どう?

それはさておき、昨日は英検の二次試験がありましたね。
受験した方、どうでしたか?
試験官との会話を楽しめましたか?

実はねこも昨日、都内某所で英検1級の二次試験を受けてきました。
「あれ? にゃんこ先生、ずいぶん前に受けましたよね?」
ええ、落ちたんです。(^^;
しかも2回も…。

前々回は2点足りずに不合格。
前回は3点足りずに不合格。

もう、それはそれはヘコみましたよ。
英会話講師としての信用がなくなっちゃうので、
これは絶対に人に言えないと思っていました。

じゃあ、なぜ急に皆さんにお伝えする気になったのか。
それは、完璧な姿だけじゃなくて、
努力している姿も見てもらった方が、
“一緒に頑張りましょう!”という言葉に真実味が出るのでは
と思ったからです。

ここのところ、カウンセリングなどで
生徒さんたちとたくさんお話をします。
皆さんの共通の悩みは、
「先生、勉強したいけど、時間がないんです」。

その気持ち、本当に本当によく分かります。
普通に社会人をしていたら、日々の生活の中で
勉強の時間をひねり出すのは至難の業です。
大学生だって、高校生だって、
部活やサークルがあったり、宿題やレポートがあったりで、
なかなかじっくり英語を勉強する時間なんて取れません。

英会話講師だってそうです。
たしかに、人よりすごく英語に触れる時間は多くて、
日々の仕事自体がトレーニングみたいなものだけれど、
でも、英検専用のトレーニングをする時間は
なかなか作れません。

でも、「ああ、時間ないや…」と思っているだけでは、
時間はどんぶらこ~、どんぶらこ~と流れていってしまいます。
それではマズイ!

なので、生活の中のどっかに練習時間を割り当てるんです。
5分でもいいんです。
この毎日の5分が未来を変えます。
ホントです!
本当にホントです!

で、何をすればいいか?
オーバーラッピングとシャドウイングです。
それだけ。
とにかく口を動かしましょう。
口を動かすことで確実に脳に刺激が伝わります。
そして、口が英語を覚えてくれます。
とにかく騙されたと思って1ヵ月続けてみてください。
「あれっ? なんか前より英語が出てくるようになった」
と必ず感じるはずです。

…と、ここまで書いていて、ふと心配になりました。
英検1級に二度も(14年前の受験を含めるともっと)
失敗してる人の言葉は、
あんまり説得力がないんじゃないかなぁ…と。(^^;


でも、ねこ自身、この1年半ぐらいの間に、
本当にオーバーラッピングとシャドウイングの素晴らしさを
体感してきました。
今でも、日々、実感します。
英検の準備のために、シャドウイングをしまくった日と
翻訳が忙しくてシャドウイングができなかった日では、
ネイティヴ講師と話すときの口の動き(脳の動き)が
全然違うんです!


というわけで、ひとまず英検の二次試験は終わりましたが、
ねこは、これからも引き続き、
シャドウイングを続けていきます。
駅や路上でぶつぶつつぶやいているねこを見かけたら、
心の中でそっと応援してくださいね。

ところで、「従属接続詞」って何だろう?と思った人、
thatとか、whenとか、ifとか、whetherなどが
従属接続詞と呼ばれます。
でも、大事なのは、そういう机上の勉強よりも、
口を使ったトレーニング。
さあ、今日も声を出して頑張っていきましょう!