2012年7月23日月曜日

草履や下駄は複数扱い?

皆さま、こんにちは。ねこです。
先日、生徒さんからとてもいいアイデアを教わりました。
ねこは、会話練習のための英文を縮小コピーして
手帳に挟んで持ち歩くというのを推奨していたのですが、
その生徒さんは、英文を写メで撮って、
ちょこちょこ眺めては声に出して練習しているとのこと。
お金もかからないし、これは名案ですね。
皆さん、ぜひお試しくださいませ♪
あっ、でも、退屈な会議の時に、こそっと眺めたりするには
縮小コピーの方がオススメです(笑)。

さて、今日は、複数形のお話。
この複数形という概念、日本人にとっては
なかなかとっつきにくいものです。
「あなたたち」「私たち」「子供たち」という時には、
日本語でも複数形を使いますが、
基本的には、リンゴも、電話も、靴も、
いつくあっても単語の形は変わりませんよね。

でも、英語では靴は"shoes" (片方しかなければ"shoe")
サングラスは右と左でガラスが2枚あるから"sunglasses"
ズボンも右と左に足を通すから"pants"と複数形になるんです。

まあ、ここまでは100歩譲って許すとして、
先日、ちょっと頭を悩ませてしまう言葉に出会いました。
草履と下駄です。
複数扱い? それとも単数扱い?
"This is zori." なのでしょうか?
それとも、"These are zoris." なのでしょうか?

ネイティヴに確認してみたら、
"This is zori."が正解でした。
日本語は外来語なので、基本的に"s"をつけたりはせず、
よって、"s"のつかないものは単数扱いなのだとか。

やれやれ、困ったものです。
単数形と複数形なんて、なくなっちゃえばいいのにねぇ…
と思うねこなのでした。(^^ゞ