2013年9月15日日曜日

"You can't put the genie back in the bottle"

皆さま、こんにちは。ねこです。
数か月に一度、「よ~し、いい女を目指すぞ!」と
固く決意するのですが、すぐに忘れてしまいます。
昨日、決意を新たに、マスカラを買ってみたのですが、
いまだにビューラーが怖くて上手に使えません。
どうやらそのあたりが、今後の課題のようです(笑)


さて、今日はちょっと面白いフレーズをご紹介します。

"You can't put the genie back in the bottle."
(一度外に出た魔物は瓶の中に戻せない)

イメージとしては、アラジンと魔法のランプの
魔神さんという感じでしょうか。



これは、最近、テクノロジー関係の話題で、
よく耳にします。

例えば、「インターネットを使うのが当たり前の時代になり、
もはや、ネットのない生活になんて戻れない」
といった話題の時に登場する表現です。

ただし、どちらかというと、ネガティブなイメージを含んでいて、
「ネットのせいで、いろいろ問題も起きてるけど、
でも、ネットのない時代には戻れないんだから、
うまく利用していくしかないよね」というニュアンスですね。

今年の6月に、NYに行った際、
レコードレーベルの取材のお手伝いをし、
そのインタビューの中でも、音楽の違法コピーについての話題で、
この表現が出てきました。

「デジタルのミュージック・ファイルだからと、
多くの人がイージーに考えて交換したりするけれど、
パン屋でパンを黙って持っていくことと同じだからね。
"But, you can't put the genie back in the bottle"
(でも、デジタル技術のなかった時代に戻ることはできないのだから)
現実を折り合いをつけなきゃいけないことは分かってる」
                               ※「JAZZ LIFE」10月号P.88より引用。

この記事の中で、なかなか面白かったのは、
実は最近、若者の間で、CDではなく、レコードを
買う人が少しずつ増えているということ。
今年の春先にワールド・ビジネス・サテライトでも、
「アメリカでレコード・ブームが復活」という話題を取りあげていたので、
音楽業界は、面白い方向に向かっていくのかもしれませんね。

ちなみに、「レコード」は英語で、
"vinyl record(ヴァイナル・レコード)"
あるいは、"vinyl"や"record"などと呼びます。
他にも"gramophone record"や"phonograph record"
などの表現もありますが、
インタビューの際に、プロデューサーのKevin Calabroさんは
単に"vinyl(ヴァイナル)"とだけ言っていました。


ちなみに、この取材記事は、
9/14発売の『JAZZ LIFE』10月号P.86~88に掲載されています。
よかったら、探してみてくださいね。

 



Royal Potato Family(ロイヤル・ポテト・ファミリー)公式サイト
http://royalpotatofamily.com

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