2013年11月21日木曜日

英検とTOEICの真実と対策

皆さま、こんにちは。ねこです。
今日は英検とTOEICについて、無責任に語ります。(^^)v
昨今は、企業がかなりTOEICに注目しているので、
「今は英検よりTOEICでしょ」と思っている人って多くないですか?

でも、英語力をアップさせるためには、
実は英検のほうがオススメだと、ねこは思います。
理由はズバリ、自分に合ったレベルの問題に
取り組むことができるから。

TOEICは、300点台の人も、900点台の人も、
みんな揃って同じ問題を解きます。
それって、普通に考えると、かなり無理がありますよね。
TOEICは、ある程度のスコア以上になると、
問題を解くこと自体を楽しめるようになってきますが、
英語にあまり慣れていない初心者さんにとっては、
なかなか苦痛なテストだったりもします。
なので、会社命令でTOEICを…というのでなければ、
特に初心者さんには、英検をオススメしたいと思います。


さて、英検対策って、具体的に何をすればいいのでしょう?
これは、ある意味、すごく単純なこと。
とにかく、自分のレベルに合った級の『キクタン』を買って、
単語を覚えまくり、あとは問題集を解きまくりましょう。
ほんと、これに尽きます!

問題集を解いて、解答と解説を見て、
それでも理解できないところがいっぱいあるとしたら、
そこで初めて教本や文法書などを
開いてみるのもいいかもしれません。
とにかく出題パターンに慣れてしまえばこっちのモノです。
試験中に、「ああ、これ、よく出る引っかけ問題ね」
というのまで見抜けるようになるかもしれません。

ただ、英検は二次の面接があるので、
そこは、なかなか厄介ですね。
基本的に、英語というのは、オーバーラッピングや
シャドーイングを繰り返していれば、
読み書きできる範囲のことは、
ちゃんと話せるようになるものですが、
できれば、本番前に1回か2回は、誰か英語ができる人に、
模擬面接のようなことをやってもらうのが理想です。^^


さて、次にTOEICについて。
TOEICのいいところは、“不合格”がないところ!(笑)
基本的には、健康診断を受けるように、
定期的に実力を測定するために受験すればいいかなと思います。

ただし、就職や昇進のために、
ちょっとでもスコアを伸ばしたいという人は、
やはり、TOEIC専用の対策が必要になってきます。

ぶっちゃけ、TOEICは、やり方次第で、
かなり短期間にスコアを伸ばすことができちゃいます。
とにかく単語を覚え、模試を解きまくり、本番の試験も受験しまくれば、
出題パターンに慣れて、点の取り方が分かり、
スコアはどんどん右肩上がりに上がっていきます。

具体的なやり方としては、
まず、『キクタンTOEIC』シリーズの
自分に合ったレベルを選んで単語を覚えます。
(↑ほんと、好きねぇ)

全部覚えてから次に進むというやり方をすると、
いつまでたっても進まない…ということが起きるので、
「今週はDay 1からDay 5を流し聞き」
「来週はDay 6からDay 10を流し聞き」というスタイルで、
覚えてようが覚えてなかろうが、とにかく前に進みます。

そして、あとは問題集や市販の模試を解きまくります。
Part 5、6の対策には、こちらが超オススメ。
『新TOEIC TEST文法・語彙問題秒速解答法』

模試は、書店にいろいろ並んでいるので、
『模試600問』『模試3回分』などと書かれているものを、
片っ端から解いていくといいでしょう。
ねこが今持ってるのは、
『新TOEICテストハイパー模試』ですが、
『TOEIC(R)テスト新・最強トリプル模試1[改訂新版]』
あたりもよさそうです。
(模試が3回分収録されている本がいろいろ出版されています)

本当の意味で試験慣れするためには、
休みの日に、時間帯も合わせて、きっちり2時間、
13時から15時ぐらいのタイミングに、
全問解いてみるのが一番。
実際、ねこ自身が超本気で取り組んでいた頃は、
前の週の土曜日に1回、日曜日に1回、
そして試験前日の土曜日に1回の計3回、
自宅で模擬試験の問題を解きました。

う~ん、まるでマラソン選手の調整のようですね。(^^;
ここまですると、問題を解くペースも分かってくるし、
出題パターンにもかなり慣れてきます。

…と、ここまで書いておいて、
こんなことを言うのもなんですが、
果たして、こうやってテクニックを覚えて、
無理やりスコアだけアップさせても、
実際のコミュニケーション能力が伴わなかったら、
それって、どうなんでしょう。
何だか“テストのためのテスト”という感じがして、
ちょっと寂しいですよね。

実際のところ、800点取っていても、
あまり上手に話せないという人もいれば、
400点台だけど、コミュニケーションが上手な人
というのもいるんです。
TOEICのスコアだけで英語力を語るのが、
いかに浅はかなことか…。

もちろん、仕事の都合で、
どうしても早急にハイスコアが必要!という人は、
とにかく上記の対策をしまくって、
頑張ってほしいと思いますが、
そうではない人は、もう少し肩の力を抜いて、
楽しみながら、総合力を磨いてほしいなぁ…と思います。^^

あっ、でも、皆さん、
単語だけは、覚えて絶対に損はしないので、
とにかく、こまめに、ちょこちょこと覚えていきましょうね。
単語は財産です!
増えれば増えるほど、気軽にお引き出しできるようになりますよ♪