2015年2月26日木曜日

Program vs. Programme

皆さま、こんにちは。ねこです。
プログラムの綴りについて、
オクラホマ在住の後輩が、
補足説明を送ってくれました。

英語のままでOKな人は、
こちらのサイトの説明を読んでください。
http://www.dailywritingtips.com/get-with-the-programme/

英語だけだと、ちょっとなぁ…という人のために
簡単に日本語で説明を書こうと思います。

<名詞の場合>
・アメリカ英語では常にprogram
・イギリス英語ではコンピューター関連以外はprogramme
・オーストラリア英語では、公式的には
 programが推奨されているものの、
 現在も、programmeの綴りが一般的

<動詞の場合>
・アメリカ英語でも、イギリス英語でも、
 to programと言うのが普通
・ 過去分詞と現在分詞については、
 Oxford English Dictionaryは、
 programmedprogrammingを推奨
・しかし、アメリカ英語では
 programedprogramingという綴りも許容
 
他にもいろいろと米英の綴りの違いが
Oxfordのサイトに掲載されていたので、
興味のある人は、こちらも
ぜひチェックしてみてください。
http://www.oxforddictionaries.com/us/words/british-and-american-spelling

こちらは、比較的よく見かける単語で
綴りが異なるものの例です。

英:analyse
米:analyze

英:travelling
米:traveling

英:colour
米:color

カナダはイギリス英語の影響を
強く受けているようです。

仕事で英文メールを書く人や、
日英翻訳をする人は、
ぜひ、対象となる国の綴りを
よくチェックしてから
文章を書くようにすると
好感度がアップするかもしれません。

ちなみに、MS Wordの下の部分に
表示される言語設定を変えることで、
各国言語でのスペルチェックが可能です。

ページ1/1 | 文字数4/4
という表示の右側にある
「英語(米国)」というところをクリックすると
こんな表示が出ます。


「英語(英国)」を探してクリックし
「OK」を押します。


ほら、赤の波線が消えました♪

イギリス英語だけでなく、
いろいろな国の英語に設定ができるようです。


ドイツ語やフランス語の
スペルチェックも可能です♪