2015年3月12日木曜日

ボランティア活動で学ぶ

皆さま、こんにちは。ねこです。
ニュージャージーに戻ってから、
連日のように外出が続いていて、
なんと、10日間も
ブログを更新していませんでした(汗)。

そんな折、高校時代の友人から、
「ブログ、楽しませてもらってるよ」
というLINEメッセージをもらい、
お~、頑張って書くぞ~と思った次第です。
Kさん、メッセージありがとう♪

さて、今日はニューヨークでの
ボランティア活動のお話をしましょう。
すでに、何度かこのブログの中で
ご紹介していますが、
ねこは、New York Caresという
ボランティア団体の会員になっています。

New York Cares
https://www.newyorkcares.org/

登録手続きについては、
12月23日のブログで紹介しています。
http://interesting-languages.blogspot.com/2014/12/new-york-cares.html

初めて活動に参加したのは1月。
Multi Fest 2015!という、
公園の樹木を保護するための
イベントでした。
http://interesting-languages.blogspot.com/2015/01/mulchfest-2015.html

その後、Animal Havenという
アニマルシェルターで、
動物のお世話もしました。
http://interesting-languages.blogspot.com/2015/02/havenheaven.html

老人ホームを訪れ、
1月がお誕生日の人を
お祝いするパーティーにも参加しました。

そして、昨日は、企業や個人から
寄付されたコンピューターを
外見(キーボードや筐体)も
中身(ソフトウェア)もきれいにする
という活動に参加しました。

「貧しい家庭の子供たちにも、
1人に1台コンピューターを」という
ニューヨーク市としての取り組みで、
CFY(Computers for Youth)という団体が
取りまとめを行っています。
http://cfy.org/
New York Careは、こうしたさまざまな機関と
連携して、活動を行っているのです。

さて、コンピューターの
クリーニングを行う場所は、
政府関連機関の建物なので、
テロ対策がとても厳しく、
ビルのエントランスは、
空港の手荷物検査場そっくり!

パスポートを見せ、訪問目的を伝え
手荷物はX線、人間は金属探知機を通り、
どうにか作業場所へ到着しました。

とにかく広い広い倉庫です。
信じられないほどたくさんの
パソコンが置いてあります。


どっちを見ても、パソコンだらけ。


こちらは、クリーニング作業中のもの。


筐体を開け、埃を除去し、
データを消去して、
基本ソフトをインストールします。


モニターもずらり。


一見、大変なボランティア活動に
見えるかもしれませんが、
実は、内容も雰囲気も、とっても気楽!

コーヒーとお菓子が
山のように用意されていて、
イスに座って、コーヒーを飲みつつ、
ワイワイとお喋りを楽しみながら、
せっせとキーボードを磨くといった感じ。

“お金をもらってやってるわけじゃないんだから、
とにかく気楽に楽しもう”という雰囲気が
漂いまくっています。

お喋りしながら、気が合えば、
FBでお友達申請をし合ったり、
面白いYouTube動画の話になれば、
誰かがiPhoneでYouTubeを開いて、
それを見ながら作業したり。

そして、なんと嬉しかったのは、
作業着として着ていたこのTシャツを
もらえてしまうこと!


「え~、もらえるの? マジで??」
と大感激していたら、なんと2枚くれました(笑)

ボランティア活動は、
“人の役に立つ”というだけでなく、
たくさんのことを学ぶ機会になるので
本当にオススメです。

用事がなければ訪れることのない
さまざまな場所に行けます。
こちらは昨日の乗り換えと地図。


訪れたのは、
ニュージャージーからハドソン川を越え、
マンハッタン島を通り抜け、
イースト川を越えたところにある
クイーンズというエリアです。







用もなくわざわざ訪れるような
場所ではありませんが、
観光地とは違う表情のニューヨークを
垣間見ることができました。

また、ボランティア活動で
出会える人々も貴重です。
個人的にとても親しくなった人もいて、
ご自宅を訪れたりもしています。

参加者は“自分の時間を少し割いて、
世の中のためになることをしたい”
という気持ちを持った人たちの集まりなので、
皆、心にゆとりのある雰囲気が
漂っています。

ボランティア活動というと
学生や主婦、年配者など、
時間のある人がやるというイメージでしたが、
実は超エリートビジネスマンなども、
普段の仕事とはまったく違うことを通して
人との交流を楽しんでいたり。

大都会ニューヨークにも、
“他人の役に立ちたい”という思いで
自分の時間を提供する人たちが
こんなにいるんだと思うと、
世の中まだまだ捨てたもんじゃないな
という気持ちになりますね。

英語での会話力が中級レベル以上の人は、
ぜひ、語学学校だけでなく、
こうした現地のボランティア活動に
参加してみることをオススメします。

New York Caresの活動は、
基本的にどれも単発で申し込めるので、
5日程度のニューヨーク滞在中に
1~2時間だけ参加するのも可能です。
(※事前申し込みは必要)

今は仕事や子育てがあって、
ニューヨークなんて夢のまた夢という人も
“いつか時間が取れたら
ニューヨークを訪れて
ボランティア活動をしてみよう”
という夢を持ってみるのもステキかも♪