2015年3月22日日曜日

まだまだ学び足りない!

皆さま、こんにちは。ねこです。
書きたいことが山のようにあるのに、
書く時間がなかなか取れず、
ブログネタのリストは、
どんどん長くなっていくばかり…。

郵便の話、ディズニー映画の話など、
これからも、いろいろ書いていきますので
楽しみにお待ちくださいね。

さて、今日はちょっと真剣に、
アメリカ長期滞在で感じたことと
今後の身の振り方について
書いてみたいと思います。

まず、驚かされるのは、
ニューヨークで出会う皆さんの
日本への関心の高さです。
「日本にすごく興味があるの」
「日本の技術ってすごいよね」
「日本の新幹線に乗ってみたい」
「日本のサービスって見事らしいね」
「築地で寿司を食べてみたい」
「アリガト」「オハヨゴザイマス」
などなどなど…。

単なる社交辞令ではなく、
本気で興味を持ってくれているのが、
彼らの目つきや口調から、
しっかりと伝わってきて、
本当に嬉しい気持ちになります。

それと同時に、自分自身が
10代半ばから英語圏の文化にばかり
目を向けてきたために、
自国である日本についての知識が
ごっそり抜け落ちていることも、
痛感しました。

もっと、しっかりと
自分の言葉で日本のことを
世界に伝えたい!
そう思った時に、ふと思い浮かんだのが
「通訳案内士」の資格でした。

実はこれ、過去にやり残して、
ずっと目をつぶってきたことの1つなのです。
十数年前に、思い切って仕事を辞め、
アルバイトをしながら、
通訳案内士試験のための学校に通い、
ひたすら試験勉強に人生を捧げるも、
3年連続で二次試験(面接)で不合格。

同じタイミングで挑戦していた英検1級も、
どうしても二次に受かることができず、
その時点で「話す英語」を完全に放棄し、
翻訳一筋で生きると決めたのでした。

その後、状況がいろいろ変わり、
再び、話す英語と向き合うことに。
そして、2012年に英検1級に合格!
その時、一瞬、
「通訳案内士もリベンジする?」
という考えが思い浮かんだのですが、
その時点では、「まあ、いっか」と
うやむやにしてしまったのでした。

しかし、今、こうして再び、
「通訳案内士」という課題が、
目の前に現れたのは、
やはり運命なんでしょうかねぇ…。

そんなわけで、一念発起し、
この試験に取り組んでみようと
今はそんな気持ちになっています。

決して、英会話講師としての道を
捨てたわけではありません。
もっともっと自分のレベルを高めて、
より質の高いレッスンを提供できる
講師になりたいと願っています。

まずは試験に合格し、
通訳案内士としての経験を積み、
それをティーチングに反映できるようになるには
あと数年かかるかもしれません。
「3か月か半年で、必ず戻ってきます」
と言った言葉はウソになってしまいましたが、
教えることへの情熱が
消えたわけではありません!!

ぜひ、これから先も皆さんと一緒に
学び続けていければと思っています。
「勉強の仕方で悩んでいる」
「モチベーションが上がらない」
「何のために英語を勉強しているのか
わからなくなっちゃった」など
悩み相談などのメールは、
どんどん送ってください。
120%ポジティブな応援メールを
お送りします♪

また、腑に落ちない英語表現や、
文法についての疑問なども
どしどしお寄せください。
1つ1つ、このブログの中で
回答していきたいと思います。

英語の学び方の電子書籍も、
出版に向けて動いています。
アメリカ英語と文化についての
本も書こうと思っています。

また、ニューヨーク在住の
発音矯正の先生との
プロジェクトも始動します。

翻訳についても、まだまだ修業中です。
アメリカ社会にどっぷり浸ることで
英語独特のニュアンスみたいなものも
少し見えてきました。
でも、見えてきたのは、まだ氷山の一角です。
もっともっと英語的感覚を磨きたいと思います。

また、英語のニュアンスを理解することと、
それを日本語に落とし込むことは、
まったく別の技術なので、
日本語の文章力や、字幕にまとめ上げる力も、
さらに磨いていきたいと思っています。

ちょっと欲張りすぎですかね(笑)
まあ、上手に息抜きをしながら、
人生を楽しんでいきたいと思っています。

同じところに留まるのではなく、
いつも、ほんのちょっと進化してるって
なんだかステキじゃないですか。

“昨日のお味噌汁より、
今日のお味噌汁のほうが
ちょっぴり美味しい”とか、
“春が来たから、
玄関マットを新しくしてみる”とか、
“4月から、NHKのラジオ英会話を
始めてみる”とか。
ぜひ、ささやかな向上心を大切に
ワクワク気分の毎日を♪

そうそう、最後に1つ。
ねこが教えていた英会話学校の
カリキュラムやテキストは、
本当に優れていたなぁ…と
アメリカ生活の中で、
あらためて実感しました。

教えていた時には、
あまりしっくりきていなかった表現も
実際の生活の中に入ってみると、
どれもこれもリアルに使われていて、
完全に英語漬けの生活をする中で、
それがどんどん腹に落ちていき、
ある時、自分の口からも
次から次へと英語表現が
自然に飛び出してきたのです。
それは、もう本当に不思議な感覚でした。

ただ、学校任せでは伸びないということも
しっかり自覚しておいてくださいね。
自宅で練習して練習して練習して、
それを試す場所がレッスンです。
ピアノのレッスンなどと同じです。
レッスンを受けてるだけで
上手くなるなんて思っちゃいけません。
努力しましょう(笑)

英語力を伸ばすには、
自宅練習9割、レッスン1割と
思ってもいいかもしれません。
レッスンが重要ではないと
言ってるわけではありませんよ。
レッスンは、学習の指針、モチベーション、
プラスアルファの情報などが得られ、
間違いなどを訂正してもらいなら
実践を積む場だと思います。
つまり、しっかり準備をして臨むほど、
多くのものが得られます。

なので、二日酔いでかろうじて学校に行き、
ロビーで慌てて宿題をやり、
なんとか恥をかかずに乗り切る
なんてことを繰り返していてはいけません(笑)
(時にはそういうのもアリだけど)

本当に優れた教材で、
優れたカリキュラムだからこそ、
毎回、授業料の10倍の価値を
もぎ取るつもりで、
レッスンに挑んでください!

さて、なんだか今回は
やたらとテンションの高い
暑苦しいブログになっちゃいましたが、
少しはやる気、出ましたか?^^