2015年9月15日火曜日

アムトラックに乗る

皆さま、こんにちは。ねこです。
書きたいネタが、どんどん増えていきます。
近日中に、3つか4つ、
まとめて記事をアップするかもしれません。

さて、今日はアムトラック(Amtrak)のお話をしましょう。
アムトラックは、全米鉄道旅客公社
National Railroad Passenger Corporation)という
邦政府出資の株式会社です。

まあ、日本のJRのようなものですが、
こちらの路線図を見ると、
http://www.amtrak.com/ccurl/948/674/System0211_101web,0.pdf
全然走っていないエリアもあるので、
どこに行くにも使えるというような
乗り物ではありません。

そういう意味では、電車よりバスのほうが、
比較的、広いエリアを網羅していますし、
ある程度、移動距離が長くなると、
飛行機を利用する人も多いかと思います。

ただし、ニューヨーク近郊は、
アムトラックや地下鉄の路線が充実しているので、
車を所有しない人もけっこういます。

ねこは今回、ニューヨークから、
ニューヨーク北西部のユーティカという町まで
アムトラックに乗りました。

アムトラックのチケットは、
ネットで購入ができます。
http://www.amtrak.com/home

例えば、今月末に、
ニューヨークからユーティカまで
行きたい場合は、
出発駅と到着駅と日付を
こんなふうに入力します。


そして、FIND TRAINSという
ところをクリックすると、
こんな画面が出てきます。


一番左がSAVERという一番安い
料金のチケットなのですが、
None Left(残席なし)と書かれています。

SAVERは、格安航空券のようなもので
払い戻し不可です。
VALUEは、24時間前までなら
100%払い戻しOKで、
24時間を切ると、
払い戻し手数料が10%かかります。
FLEXIBLEは、いつでも払い戻しOK。
PREMIUMは、ビジネスクラスや
寝台車などが利用できるチケットです。

安いものからどんどんなくなっていくので、
予定が早めに確定できるなら、
早めに購入しておくのがポイントです。

ねこは、日本にいる間に
予約をしておいたので、
今回は、50ドルのチケットが買えました。

チケットの受け取り方法は
何種類かありますが、
今回はメールでEチケットを
受け取るという方法を選びました。

PDFでこんなチケットが送られてきます。


印刷して持っていてもいいし、
スマホに画像を保存しておいてもOKです。
スーツケースなど、荷物が多い時は、
紙に印刷しておいたほうが、
見せやすいかも。

さて、乗車する時は、駅の発車案内板で
電車が来るホームを確認します。
日本では、ホームは事前に
決まっていることが多いのですが、
アメリカでは(他の多くの国でも)
発車直前までホームが表示されません。

皆、荷物を持ったまま、掲示板を睨んで待ち、
表示が出た瞬間に、ホームに殺到します(笑)


やっと、ホームに降りられました。
途中で切り離しなどがあるのか、
行き先によって、乗る車両が違います。
駅員さんにチケットを見せると、
「あなたはあっち、あなたはこっち…」と
教えてくれるので、
特に心配する必要はありません。


車内はこんな感じです。


広いです!
電源もあるし、WiFiも使えます。


注意すべきは、アムトラックは
かなりの確率で遅延するということです。
なので、ギリギリのスケジュールで
アムトラックの旅を計画するのだけは
絶対に避けましょう。

アムトラックの旅に興味がある人は、
去年の12月と今年の2月にも
記事を書いているので、
よかったら読んでみてくださいね。

http://interesting-languages.blogspot.com/2014/12/blog-post_27.html

http://interesting-languages.blogspot.com/2015/02/blog-post.html

ちなみに、ユーティカはこんな場所です。


ここも、ニューヨーク州とは
何ともびっくりですよね(笑)