2016年4月12日火曜日

ポペノ先生とのミーティング

皆さま、こんにちは。ねこです。
ニューヨークには、たくさんの
日本人が暮らしているので、
日本人向けの新聞や雑誌が
たくさんあります。

その中の1つ、「ジャピオン」という新聞に
発音矯正のジョシュア・ポペノ先生の
記事が掲載されています。

こちらは、そのオンライン版。
http://www.ejapion.com/interview/ny-talk/31527

一部、抜粋しますね。

“日本人ならば、日本語を話すための
筋肉動かし方の癖が
無意識に身についている。
それを意識して直し、
同時に英語の発音のための
体の動かし方を体で覚える必要がある”

これを読むと、語学は
頭で学ぶものではなく
体で覚えるものなんだということが
わかりますよね。

今、ポペノ先生と日本人向けの
教材を作るために、
時々ミーティングをしています。

発音のこと、それ以外のこと、
「えーっ、そうだったの??」
という発見がたくさんあります。
そのいくつかをご紹介しましょう。

"for"という単語、
実は発音のしかたが2種類ある
ということをご存じでしたか?

ハッキリ強く言う時は、
/fɔːr/ 【フォア】
弱めに発音する時は、
/fɚ/ 【ファ】となります。

例えば、プレゼントをあげる時、
"This is for you"と言いますが、
【フォーユウ】ではなく、
【ファユ】のような音になります。

"sure"という単語も、
強く言う時は、【シュア】ですが
弱く言う時は、【シャ】に近い音で
いいのだそうです。

こういうことを知って、練習していくと、
発音が変わってくるし、
発音がネイティブに近づけば、
聞き取りも楽になっていきます。
(※書ける漢字は読めるのと一緒)

発音以外のことで、
ミーティング中にハッとしたのが、
"back and forth"という表現。

文字どおりには「後ろに前に」
という意味ですが、
「行ったり来たり」という意味などもあり、
"send messages back and forth"で
「メッセージのやりとりをする」
という意味にもなります。

これからも、ミーティング中の発見を、
ちょこちょこと記事で紹介しますね。

<今日のおまけ>
実はポペノ先生はラーメンが大好き。
先日はミーティングのあとに、
先生のご自宅近くのラーメン屋さんで
こってり豚骨を楽しみました。



Ramen by Mew
Address: 7 Cornelia St, New York, NY 10014
Phone:(212) 727-1050
Hours:
Sunday 12–10PM
Monday 12–4PM, 5–11PM
Tuesday 12–4PM, 5–11PM
Wednesday 12–4PM, 5–11PM
Thursday 12–4PM, 5PM–12AM
Friday 12–4PM, 5PM–12AM
Saturday 12PM–12AM
http://ramenbymew.com/