2017年7月19日水曜日

"wear"にご用心!

皆さま、こんにちは。
先日、浴衣について
英語でブログを書きました。

Where to buy a yukata
https://www.picturesque-japan.com/2017/07/11/where-to-buy-a-yukata/

アップロード前にアメリカ人の友達に
読んでもらえる機会があったのですが、
なんとそこで驚愕の事実が!

「簡単に着られる」という意味で
easy to wearという表現を使ったところ
これは「着心地がいい」という
意味になってしまうのだそうです。

例えば、It's not easy to wear a yukata.
と言った場合、
「着る作業が難しい」という意味にはならず
「着心地が悪い」という意味に。

さて、困りました。
「着る作業がなかなか難しい」というのは
一体どう表現すればいいのでしょう?

そこで登場するのがput onという言葉。
It's not easy to put on a yukata.と言えば、
「着る作業がなかなか難しいんですよ」という
意味になるとのこと。

そういえば、TOEICのリスニング対策で
そんな勉強をした記憶があります。
The man is wearing a jacket.
と言った場合、
「ジャケットを着た男性」という意味で、
「今、ジャケットを着ようとしている男性」
という意味にはならないというやつです。

Googleの画像検索でも
wearing a jacketの結果は
以下のとおり。
基本的に「すでに着ている状態」です。


putting on a jacketで検索すると
こんなふうになりました。


浴衣の話をする時、つい何も考えずに
It's a bit difficult to wear.
と言ってしまいそうなので
気をつけなくちゃなぁ…と
思ったねこなのでした。