2017年8月12日土曜日

日本橋留学の感想

皆さま、こんにちは。ねこです。
以前、このブログでご紹介した
全4回のプロモーショナル・
ライティング講座が終了しました。

以前の記事を読んでいない方は、
こちらをどうぞ。

日本橋で留学生気分を
http://interesting-languages.blogspot.jp/2017/07/blog-post_14.html

実は最近あまり
英語を話す機会がなかったので
初回の授業は
ちょっぴり面くらいました。

ひゃー、普通の速さの英語だ!
(当たり前でしょ:笑)

配られたプリントに
知らない単語がある!!(汗)

どんどん意見を求められるのに
言葉が出てこない!!(汗)

それでも、口をつぐんでいるわけには
いかないので、
しどろもどろになりながらも
どうにかこうにか
必死で意見を述べました。

全4回の講座を通して、
授業の中では、発言の機会が
本当にたくさんありました。

実在する広告や記事、
また課題として受講生が
書いてきた文章などについて、
「どう感じるか」
「何が足りないのか」
「どう改善すべきか」
といったことを聞かれます。

そういう視点で文章を読むと
普段、ボーッと
読み流している時には
まったく気づかないようなことに
気づくことができるものですね。

また、自分の文章についても
先生やクラスメートの意見を聞くと
「そういう印象を与えてしまうのか」
「そんな誤解も招きうるのか」と
常に驚かされました。

語彙の選び方についても
ハッとさせられました。
普段、翻訳をしている時や
日本語を書いている時は、
かなり意識して
丁寧に語彙選びをしていますが
英文を書くときは、
つい安直に"good"などの
平易な形容詞を使ってしまい
"come up with a better word"
(もう少し語彙を工夫して)
というご指摘を
いただいたりもしました。

語彙探しのためのツールや
文法ミスを防ぐための
ツールなども
教えていただきました。
7月19日の記事で取り上げた
Grammarlyも紹介されたので
なんだか太鼓判を押された気分です。

限られた時間内で
問い合わせメールに返信する
という作業もあり、
これはかなりドキドキでしたね(汗)

すぐに返信しないと
ビジネスチャンスを逃してしまう。
でも、書く時間は10分しかない。
じゃあ、何を書けば
ビジネスにつながるのか?

受講前は、勝手に
「英文ライティングの講座」という
イメージを持っていたのですが、
むしろ、教えていただいたのは
ライティングの先にある
ビジネスの実践的なスキル
という感じです。

おかげで、通訳案内士としての
Picturesque Japan
ホームページも、
かなりわかりやすく
作り替えることができました。
https://www.picturesque-japan.com/


実は、このトップページの挨拶文、
最初はこんな感じで、
のっぺりした
趣旨のわかりにくい文章を
載せていたのです。


でも、今のトップページなら、
こちらの最初の1行を見ただけでも
A guided Tokyo tour + professional photography = Picturesque Japan
東京の観光案内と写真の事業者
ということが即座に伝わります。

この講座を受講していなかったら、
ずっと、トップページが
文章だけだったかと思うと
もう、それだけでも
かなりの収獲ですよね。

松屋のねぎ塩豚カルビ丼86杯分(笑)を
はるかに上回るリターンが得られて
本当に大満足です!

そして、講座の最後に、
とても大事なお話を
聞くことができました。

英文ライティング上達のコツは
書籍でも雑誌でも
優良な英文を大量に読むこと。

日頃、翻訳で大量の英文に
触れているつもりでしたが、
映像翻訳がほとんどなので、
どれもこれも話し言葉を
書き起こしたものばかり。

ライティング技術向上のために
もっと積極的に、英語で
読書をしようと心に決めました。

ちなみに、講師のダグ先生のオススメは
Words At Work:
Business Writing In Half The Time With Twice The Power
だそうです。
(※内容も、書いてある文章自体も
オススメとのこと)



全4回の内容の濃い講座が終わり、
ホッとしたような寂しいような。
GCAIは、常に切り口の面白い
講座をやっているので、
また、機会があれば
他の講座も受講してみたいと思います。


<本日のおまけ>
気分転換に娯楽の読書もしようと思い
お気に入りのポール・ギャリコの
猫語の教科書」を
原書で読み始めたのですが…



いやはや、ポール・ギャリコさん
ボキャブラリーのレベルが高すぎ!!
お風呂で気軽に読むはずが
気になる単語や表現が多すぎるので
この本は、部屋でメモを取りながら
読むことになりそうです。